|
|
|
2003年3月12日
|
絵の島だより・その7
|
![]() |
|
江の島朝市
家から自転車で5分くらいの、江の島の境川の河口のところで、 毎日曜日に朝市が行われているのは知っていたけど、 冬の間は寒そうでとても行く気になれずに、 少し暖かくなってから行ってみようとは思っていた。 |
![]() |
![]() |
|
この間の土曜、ちょっと暖かかったので、よっしゃ、明日は行ってみるかとTVの深夜放送を見ながら夜明かしをして、明け方の3時に出かけてみたんですけどね。朝市は6時頃からなんだけど、整理券を3時頃配るって聞いてたもんだから。だけどその日はまたいちだんと冷え込んじゃって寒いのなんの。そして着いてみたらだ〜れもいないんですよ、これが。漁師さんがひとりだけいたんで聞いてみたら、船が出るのが4時頃で、その後4時半から整理券を配るんだって。おいおい、一時間半どうしろっていうんですか。 ま、わたしの勘違いだから仕方ないかと、その辺ぐるぐる回ったり、コンビニに行ってあったかい缶コーヒーを買って飲んだりしながら、時間をつぶしましたよ。4時前に、港に行ってみると漁師さん達が忙しそうに出港の準備をしていて、その脇では常連さんが焚き火を起こしていて、紅い炎がとても頼もしく見えました。 よく見ると、朝市の旗のところにクーラーボックスや一升瓶やコンクリートブロックが、一列に並んでるんですよ。車で来た人達が、整理券をもらうために自分のものを置いてあるんだって。整理券をもらったら、また車に戻って朝市の時間まで寝ながら待ってるらしい。わたしはなにも持ってこなかったので、手袋を丸めてその列の後に並べましたが、焚き火にあたりながら時間をつぶすことにしました。船は4時きっかりに、江の島沖の定置網に向かって出港していきました。待つこと30分で、12番の整理券をもらって、取りあえず家に帰って6時まで仮眠を取ることに。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
さて、まだ明けきらぬ港に行ってみると、もう船は戻っていて、魚の一杯入ったポリ容器を下ろしたり、魚の仕分けをしたり忙しそうです。トンビもおこぼれに預かろうと、船のまわりを飛び回ってます。ポリ容器の中をのぞいてみると、鯛がいっぱいに、鯵、青鯵、カマス、墨イカ、コイカ、カワハギ、ウマズラ、太刀魚、ホウボウ、スズキ、小さなヒイラギ、その他、名前のよくわからないものも。そのうち漁労長らしき人が黒板に魚の値段を書き始めた。鯛キロ・1,500、青鯵キロ・1,000、真鯵500・1,000「今、鯵高いんだよ」といいながら。墨イカ・キロ1,500・・・。整理券の順に並んで、さあ、朝市の始まり、始まり。わたしが買ったのは、鯛1キロと墨イカ1キロでした。 朝市の隣に、小田原からきたおじさんが、揚げたての薩摩揚げを売ってました。鯵、イカ、えぼ鯛、ネギ入り、モヤシ入りなどなど。その隣では近所の農家のおばさん達が、取れたての野菜や漬物を売っていて、こういうのを見ると、黙って帰れないんですねえ。自転車の荷カゴを一杯にしたわたしは、朝日の中に見事に映える富士山に迎えられながら、帰路についたのでした。(平成15年3月9日) |
![]() |
|
|